ドラマ「僕らは奇跡でできている」で学んだ、嫌いなことが好きなことになる方法

火曜ドラマ 「僕らは奇跡でできている」見てますか?  (フジテレビ 9時放送)

主演の高橋一生さんは、私が柴崎コウさんのことが好きで見ていた大河ドラマ「女城主直虎」に出演していて、それから気になり出した俳優さんなんですけど。

その高橋一生さんが出ているから何となく見ていたのですが、

7話目を見ている時に「人の気持ちに寄り添ったドラマだな」と、共感してしまいました。今回はそんなふうに思えたところを紹介してみたいと思います。

“こういちくん”という小学生はお母さんに自分の気持ちをわかってもらえず苦しんでいます。誰よりも息子のことを心配しているお母さんも、その気持ちがこういちくんに思うように伝わらず苦しんでいます。

ある日お腹が痛いからと学校をお休みし、ベランダの防災用ロープを使って家を抜け出します。

そして高橋一生さんが演じる“相川さん”のいる大学を訪ねます。(相川さんは大学の先生です)

二人は以前に歯医者さんで出会ってから仲良くなっていきます。そのうちに「自分の気持ちがお母さんに上手く伝わらなくてもどかしい気持ちでいるこういち君」に「周りの人に自分のことを理解してもらえなかった子供時代と重なって見えた相川さん」は、気にかけるようになります。

ずる休みをした上に、家から逃げ出した。と怒るお母さんの記憶は「もしかしたら⁉」と、相川さんにつながるのですが、連絡先が分からず、二人の出会いの場である歯医者さんに助けを求めます。

そして相川さんの家に行き、こういち君に会うことができます。お母さんとギクシャクしているこういち君は相川さんの家に泊めてもらうことになりました。

ここから、お母さんと歯医者さんが相川さんの家から帰っていくときの会話です。(私にとって“何となく観ていたドラマ”から“心に響くドラマ”に変わりました。)

お母さんは、こういちくんが2階のベランダから防災用のロープを使って家から抜け出したことに対して「もし思いついたとしても実際に行動に移すのはおかしい」と言いました。「普通はやらない!」と。「誰かに見られたらどう思われるかわからないから・・・」と。

すると歯医者の先生「誰かって誰ですか?」

お母さん「ご近所です。」

先生「見られたら、どう思われるんですか?」

お母さん「非常識だって思われるに決まっているじゃないですか。」

先生「わかります。私もそうなので。」

お母さん「え?」

先生「意外と自分で勝手に思い込んでることって、ありますよね。こう思われるんじゃないか?とか、ああ思われるんじゃないかって。」

☆ここなんです!確かに!誰かに直接言われたわけではないんです。直接言われたわけではないのなら気にする必要がない。ということなんです。

 

そして次の日相川さんの家にこういち君を迎えに行ったお母さんと相川さんとの会話です。

お母さん「こういちと遊ぶのは今回限りにしていただけますか?」

相川さん「どうしてですか?」

お母さん「こういちは、ちょっと人と違うところがあって、いつも目立つんです。」

相川さん「目立っちゃいけないんですか?」

お母さん「悪目立ちです。」

相川さん「・・・」

お母さん「この前の授業参観だって『うさぎとかめの話から何が学べるか話し合う授業』でしたが、こういちは最後に全然違う解釈を話し出しました。」

相川さん「こういち君の考えることは、いつも面白いです。」

お母さん「笑われました。先生にも保護者にも笑われて、どれだけ恥ずかしかったか。」

相川さん「こういち君すごいじゃないですか。」

お母さん「相川さんが、そういうことを言うから余計こういちが!」「勉強だって遅れてて、遊んでる暇もないんです。こういちは学校の先生にも塾の先生にも『やればできる子だ。』って言われてます。」「あの子のために人並みに出来る様に私が何とかしなきゃいけないんです。」

相川さん「どうして何とかしなきゃいけないんですか?」

お母さん「母親だからです。」「『やればできる!』ってことを教えてあげたいんです。」

相川さん「やれないのかもしれません。」

お母さん「・・・」

相川さん「教科書を読んでると頭が痛くなったり、まばたきをしたりします。絵を描く時はしてません。」

お母さん「やりたくないからですよ。」

相川さん「僕は、子供のころに人と同じように出来なくて学校で先生に怒られてばかりでした。僕をバカにしたようなことを言う人達もいて学校は大嫌いでしたが理科は大好きでした。中学の時、理科クラブに入りました。ある時、理科クラブで『ジュウシチネンゼミ』の発表をして、皆に『すごい!』って言われました。先生にも褒められました。そんなことは初めてでした。『すごい!』って言われるのが嬉しくて、もっと『すごい!』って言われたいと思いました。『すごい!』って言われたいから理科クラブを続けました。僕をバカにした人達のことも見返してやりたいとも思いました。最初は楽しかったです。でも生き物のことだけは絶対に負けたくないって思っているうちに『すごいことをやらなきゃ!』って思う様になりました。そうしたら、生き物の観察が楽しくなくなりました。辛くなりました。寝る時に嫌なことを忘れるおまじないをしても眠れなくなりました。僕の祖父は『やりたいならやればいい!』『「やらなきゃ!」って思うなら、やめればいい!』っていいました。笑っていいました。『理科が出来ても出来なくても、僕はいてもいいんだなぁ』って思いました。そうしたら良く眠れるようになりました。『生き物の観察を、またやりたい!』って思いました。僕はやれないことがたくさんありましたが、今もありますが、やりたいことがやれて、ありがたいです。」「こういち君は絵を描くことが大好きです。」「お母さんのことも大好きです。」

☆ここでは、子供を思うお母さんの気持ちもとても伝わってくる場面ですが、

日にちが変わり、お母さんが相川さんの家を訪ねます。

お母さん「こういちのまばたきのことで目の検査をしてきました。光に対する感受性が強くて文字を読むことにストレスを感じることがわかりました。文字を読もうとすると頭が痛くなっていたのは、それが原因でした。頭痛を『勉強がしたくない言い訳だ』って決めつけてました。こういちのことを『ダメな子だ』っていう目で見ていたからだと思います。『学校で悪目立ちしてる』って思ったのも。」「ダメなのは私でした。」「こういちが皆と同じ様に出来ないと『ダメな母親だって思われるんじゃないか』って不安で。」

相川さん「誰が、そう思うんですか?」

お母さん「そうですよね。見えない敵を自分で勝手に作ってました。」

 

そして、防災用のロープで逃げ出すようなことを思いついたこういち君の事を、羨ましかったのかもと、お母さんは帰りがけに言っていました。「私には出来ない事だから」と。

 

今回は

・“見えない敵を自分で勝手に作っている。思い込んでいるだけ”というところ

・こういち君が勉強が苦手だったのは教科書を読むと頭が痛くなる・まばたきが多くなることから、目に原因があることが分かったこと。(こういうことも、あるんだなと考えさせられました)

・“やりたいからやる”と“やらなきゃいけないからやる”。気持ちの持ち方で、好きな物が嫌いになってしまう。【逆に“やらなきゃいけないからやる”から“やりたいからやる”に気持ちを切り替えられれば、嫌いな物が好きになれるのかもしれませんね!】

 

今回は私個人の感想で“僕らは奇跡でできている”の極々一部を紹介させていただきましたが、児嶋一哉さんがとてもユニークなキャラクターで楽しいし、戸田恵子さんの“家政婦の山田さん役“もとても楽しくてなんか“ほんわか”するドラマです。この他にも共感できる場面がたくさんありました。

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yumi
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水曜担当。 いつも必死だけど空回りしている母。美味しいものを見つけて食べに行くことが大好き。