美容院でカラーリングをしているとき、今流行っているグレーヘアーの話になりました。
60代、70代の女性には白髪を染めずにそのまま自然なスタイルとしてオシャレにに仕上げるグレーヘアーが人気のようですね!
では30代40代の女性は、というと…?
”生え際の白髪が目立ってきてイヤすぎる〜”
という声が多いと、美容師さんと白髪ネタで盛りあがりました。
Contents
美容院に来るお客さんの悩みはなにが多い?
30代、40代女子は結構白髪でお悩みのようです。
早い人だと20代から若白髪がはじまり、だいだい30代後半から定期的なケアが必要になるようですね。
生え際の白髪が気になる!
正直、白髪染めってメンドクサイんですよね。
生えてきた部分のリタッチに2か月に1回のペースで通わねばならず...
美容院の予約もメンドクサイし、時間もかかるし、お金もかかる。
自宅でもできるけど、これまた面倒。
でも、グレーヘアーを決意するにはまだ早すぎる気がして(笑)
もうすこし、生えてくる白髪をケアしながら、きれいな髪を保ちたいと思って、
今回は白髪の原因について調べてみました。
白髪になるメカニズムは??
白髪の原因とされる大きな要因が3つ。
- 加齢によるもの
- 遺伝的要因によるもの
- ストレスや栄養不足など
毛髪に色を与えているのはメラニン色素です。
メラニンをつくっている細胞は、髪を生みだす毛母細胞にメラニン色素を受け渡すことで、毛髪に色を与えています。
このメラニン色素が何らかの原因でつくられなくなると、毛髪は色を失い、光を反射して白く見えるようになります。これが白髪です。
白髪にはメラノサイト(色素形成細胞)が残っているにも関わらずメラニン色素の合成を行っていないタイプ(休止型)とメラノサイトそのものが非常に減少、あるいは欠失しているタイプ(欠失型)があります。白髪の多くは欠失型です。
シミの原因として女子に敬遠されがちですが、メラニンが、白髪対策には重要な役目を果たしているようです。
上記の1.3の原因にはメラニンが深くかかわっています。
このメラニン細胞を正常に活動させるには、どうしたら良いのでしょう?
巡りのよい体作りが白髪の特効薬?

白髪の原因を色々と調べていくと、食べ物から環境要因まで多岐にわたりました。
これを改善したらOKというものは正直ありませんでした。
では、どうすれば良いの?
特殊な遺伝的原因以外、巡りのよい体を作ることが最強の方法かと思います。
なぜなら、先ほど書きましたが、メラニンを生成するメラニン細胞を正常に生成するには、
適度な栄養の摂取とその栄養を運ぶ血の巡りが必須だからです。
さらに、食事や運動を意識してストレス耐性の高い身心をつくることで、免疫を高め、ホル
モンバランスを整え、血の巡りを良くしていけば、結果ストレスがかかってもスムーズに解
消できて、心身ともに健康を維持できるのです。
いくら、白髪に良い食材をとっても、巡りが悪ければ運ばれず栄養になりませんよね。
皮膚の乾燥やターンオーバーの乱れも血行不良が原因の一つです。
つまり、必要なものを適切に取り入れ、いらないものを輩出できる体つくりこそ、一番の白髪対策になると思います。
とはいえ、自分にどれが欠けているかわからないという方も多いと思いますので、
主な原因とそれに対する対処法も調べてみました!
まずは思い当たるところから改善していきましょう!
白髪の原因と対策 その1:乾燥
白髪の原因が乾燥?直接関係なさそうですが、実は白髪に乾燥は大敵なんですね。
先ほども書きましたが、白髪が出来る過程に「メラニン細胞」が密接に関係していて、
頭皮が乾燥していると、メラニンを生成している、メラニン細胞の活動が鈍化してしまいます。
メラニンは髪の色を生成しているので、そのメラニンを作る細胞が鈍化、休止してしまうと
黒髪の色になる元のメラニンが減って白髪になってしまう仕組みです。
乾燥を防ぐことが、結果としてメラニン細胞を活性化させ、白髪になるのを防いでくれるのです。
因みに、頭皮が乾燥すると、顔までたるむそうです。恐ろしい((+_+))
頭皮を乾燥させない対策法は?
1.タオルドライをしっかりして、高温でドライヤーをかけすぎない
2.保湿効果のあるシャンプー、コンディショナーを使う
3.あまりごしごし洗いすぎない(必要な油まで取らないようにする)
4.頭皮マッサージも血行がよくなり有効
5.頭皮が荒れているときは、自己判断せず皮膚科医に相談がベスト
白髪の原因と対策 その2 食べ物、栄養不足

食習慣で白髪を増やしてしまうことがあるようです。
知らずにやっていたら恐ろしいですよね…気をつけたい点をまとめてみました!
やってはいけない その1. 糖質を過剰に摂取すること
年齢が高くなるほど、糖質に注意しましょうと言われますよね!髪の毛にも影響があると書いてあってびっくり。
皮脂がつまったり、炎症を起こすと毛根にダメージを受けて、白髪が発生しやすくなるなんて知りませんでした!
美容院で、シャンプーでしっかり頭皮までマッサージしながら洗って、しっかり洗い流してください!と毎回のように言われるのも納得!
やってはいけない その2 辛いものなど刺激の強いものの摂りすぎ
”え?なんで?”
辛いもの食べると、代謝が上がるしいいんじゃない?
と思いましたが、消化器系にはよくないとの事。
確かに、辛いものを食べすぎると胃がもたれたり、キリキリしますよね。
せっかくいい食材ととっても、消化器系が機能しなくては、吸収してくれないので、正常に活動するよう、刺激物の過剰摂取は控えたほうが良いようです!
やってはいけない その3.血行が悪くなる、体を冷やす食べ物、飲み物の摂りすぎ
肩こり予防と一緒?(笑)
血行不良は、白髪にもよくないのです!!
血行が悪くなると、必要な栄養が末端まで届かず、結果栄養不良となって白髪になってしまうとのこと。血の巡りはとっても大切なのですね!
外からのケアだけではなく、身体の中から整えないといけないですね。
・成長ホルモンの分泌を阻害する。※アメリカのある調査において、糖尿病の患者は健常者に比べてはるかに多くの白髪を持っている人が多いことが実証されています。
・血中濃度が高くなる。皮脂腺が刺激されて、頭皮から多くの皮脂が出るようになる。→毛穴を詰まらせたり炎症の原因になって毛根部分にダメージを与える。(白髪が発生しやすくなる。)
・中性脂肪を増やすことに繋がり、血液がドロドロになる→血行不良により髪に栄養が届きにくくなる。
対策法 積極的にとりたい食材
いろいろ調べてみると、白髪に良いとされる食材は数限りなく出てきました( 一一)
今回はその中でも効果が高く、手軽にとれる5点をご紹介します。
1.牛乳などの乳製品

牛乳やチーズなどの乳製品には、メラノサイトを活性化するために必要なカルシウムが豊富に含まれています。そのため牛乳やチーズを食べれば、メラノサイトが活性化してメラニンが多く作り出されるようになります。
2.豆類(納豆など)

納豆に多く含まれるパントテン酸は、ストレスへの抵抗力を高める効果や、頭皮と髪の健康を保つ効果があり、白髪改善の効果も期待できます。
ストレスは白髪が増える原因のひとつです。強いストレスを感じると血行が悪くなるため、髪に栄養が届きづらくなり白髪が増えてしまいます。パントテン酸はストレスをやわらげるホルモンの合成を促進するはたらきがあるので、納豆を食べてパントテン酸を摂取するとストレスへの抵抗力を高められます。
また、パントテン酸はビタミンCのはたらきをサポートする役割もあります。ビタミンCは頭皮の健康の維持に重要なコラーゲンの生成を助ける役割をもっていますから、間接的に頭皮と髪の健康を維持でき、白髪の予防にもつながります。
3.海藻類
細胞は常に入れ替わっていますが、それに関わっているのが、甲状腺ホルモンです。ヨウ素は甲状腺ホルモンのもととなり、代謝を促して美しい髪を作ります。
3.黒ゴマ
黒ゴマには、アントシアニンやセサミン、セサミノールといった抗酸化作用に優れた栄養素、そして髪や頭皮環境を整えるのに優れたビタミンやミネラルなどが豊富です。
抗酸化物質は、体の老化を促す活性酸素を除去し、血管などの状態を整えます。このはたらきによって血の巡りが良くなり、頭皮や毛根にも栄養が届きやすくなります。
また、銅やカルシウムはメラニン色素の生成を促し、カルシウムとマグネシウムはそのサポート役を担います。
ストレスは血行不良を招いて白髪の原因になりますが、ビタミンB1はストレスを緩和してこの問題を軽減します。
4.卵

「卵には、髪が生成されるために必要となるほとんどの栄養素が含まれています。髪の材料となるタンパク質も豊富。また、黄身には『ビタミンH』と言われるビオチンも豊富に含まれている。ビオチンは髪の毛を作るアミノ酸の代謝を促進する働きがあり、育毛効果が高い成分で、卵は発毛・育毛効果の高い食べ物です。
5.サバ缶
白髪ができる原因のひとつとして、局所の血流低下なども考えられます。
血流が悪くなると、せっかく摂った栄養が身体の末端まで行き届かず、髪に運ばれなくなるためだそうです。そこで白髪改善・予防にはサバ水煮缶が良いとのこと。
サバの油に含まれるEPAやDHAが血流を良くして、髪に栄養を巡らせてくれる
サバ缶以外はどれも常備品ですよね!意識して食事のメニューに加えるとよいと思います。
最近、テレビで話題のサバ缶はかなり優れもののようなので、これを機に常備品にしてみてくださいね!
白髪の原因と対策その3 ストレス、血行不良

ストレスで白髪が増える??なんて聞いた事ありますよね。
自律神経の乱れがメラニン生成に影響し、白髪の原因になるのです。
自律神経の乱れが、髪の色を作るメラノサイトの機能を低下
ストレスが多いと、自律神経のバランスが崩れて、ホルモンバランスも不安定になります。これによって体の機能が低下し、髪の色となるメラニン色素を作るメラノサイトも、元気がなくなってしまいます。
さらに、興味深いコラムがありました。
ストレスがたまると「こめかみ」に白髪ができやすい??
ストレスがたまると、「こめかみ」に白髪ができやすい
「疲れるとこめかみが痛くなる」という人がいますが、それはこめかみのあたりに「神経細胞」が通っていて、そこが疲れるからです。
「神経細胞」は身体からの情報を脳に伝達したり、脳から身体に指令を送る役目を担っています。いわば“身体情報の司令塔”のようなものなので、ストレスが溜まるとその処理でてんやわんやになり、オーバーワーク気味になってしまいます。
そうなると、そこに生える髪も健やかに育つゆとりがなくなり、白髪となって生まれてしまうのです。
読んでみてなるほど!です。
確かに根詰めて仕事をしていると、こめかみのあたりがじんじんして、重い感じがしますよね。目の使い過ぎかな?と思っていましたがストレスだったなんて( 一一)
適度な休憩と仕事のペース配分は必要ですね!
白髪の原因と対策 その4 喫煙

喫煙はいわずもがなでしょうか?
百害あって一利なしと言われるくらいですから、吸わなくていいなら、吸わないにこしたことはないですね。
喫煙による血行不良も白髪の原因になるようです。
まとめ
今回は白髪の原因と対策を調べてみましたが、巡りの良い体つくりが白髪対策への近道だと思いました!
健康に美しく歳を重ねるには、見た目ばかりではなく、体の中から健康にならなくてはいけませんよね!改めて生活習慣を見直そうと反省した次第です(*^^*)
そのためには、バランスの良い食事と定期的な運動、足りないものをサプリで補うなど、年齢相応にケアしていかねばなりませんよね。
今回お伝えした事が少しでもお役に立てたらうれしいです!
最後までおつきあいいただき、ありがとうございました(*^^*)
